白谷沢、仙岳尾根ルートで棒ノ折山登頂

なんといっても沢登りを味わえるルート

以前から行ってみたいと思っていた白谷沢経由での棒ノ折山への登頂へ行ってきました。
山と高原地図に付属するルートガイドを流し読みして気づいたのですが白谷沢ルートでは沢登りの気分が味わえるとのことです。
前々から沢登りには興味があったので、これは是非いってみようと思いました。今までとは違う気分が味わえそうです。

帰りのルートですが同じように白谷沢を戻ってもいいのですが、それだと面白くないのでぐるっと回って戻ってこれる仙岳尾根ルート経由で下ることにしました。

地図でいうと下記のような形ですね、白谷沢から棒ノ折山の山頂へ向かう途中、崩落のため迂回してくださいとの指示が出ている箇所がありました。そのためぐるっとまわる形で別の登山道へ合流してから山頂へ向かっています。

ついでにテント泊

加えて以前からテント泊をしたいなあと思っていたので、ついでに下山後に巾着田に行ってみることにします。これについては本記事では割愛します。

装備に関してはそのため下記のように練習がてらテント道具一式を背負って登ることにします。本当は下山後に車で移動するから登山中は背負う必要などないのですがね。下記の装備プラス小物と食料といったところです。

いざ登頂

当日天気の良い日を狙ってきたので雲ひとつない快晴です。さわらびの湯という温泉の手前にあります観光案内所に車を駐車させてもらいました。


平日なのであまり人はいないかと思いましたがぼちぼちおりました。お年寄りの方が多かったように思いますが、個人的にはほとんどいないかと思っていたのでそれでも驚きました。首都圏からのアクセスはかなりいいので流石に人気のスポットのようです。

こちらの駐車場から有間ダムに向かって坂を登っていきます。

付きました。有間ダム(名栗湖)です。ここからさらに登頂口に向かって奥の方へと進んでいきます。ダムを周回するように道路があるので、道路を進んでいくのですがここでの道路脇にも駐車スペースがあり何台も車が停まっていました。

登山口はとてもわかり易く、他に紛らわしい箇所もないので問題はないと思います。

登頂を始めると左手に白谷沢と思われる沢を眺めながらガシガシと高さを稼ぎます。

すると・・・

いい・・・

めっちゃいい・・・

途中から白谷沢と合流しいよいよプチ沢登りになります。これが期待していた以上にめっちゃいいんですよ。今まで登ったどんな山よりも癒やされました。

沢の箇所結構長いです。ずーっと登っていきますと最後に鎖場が出てきます。その後一旦林道にでてまた山の中へ入れるはずなのですが・・・

写真を取り忘れたので迂回した後の看板なのですが、このように崩落箇所があるため迂回しないといけない状況でした。このあたりは最初の地図を参照してみてください。

また非常にわかりにくいのですが、迂回する際に東側に林道を進んでいくのですがこちらでは林道の舗装工事が行われています。

舗装業者の方が「立入禁止」のコーンを出していたため非常に混乱しました。迂回路が立ち入り禁止になっているわけです。どうしたらいいのか・・・。

地図を確認しながら「いや、、、この立入禁止を進まないとだめだよなあ、、、」と考えているとちょうど工事現場の方が運良く通りかかり進んで良いとのことでした。

迂回した後は山頂まで一直線です。ここからが勾配が一番きつかった

加えてかなりの箇所の人工階段が崩壊しています。脇道を通ったほうが負担が少ないです。

この道を進むと山頂です。すると・・・

ふおお・・・めっちゃ景色いい。ガスもなく最高。

あの剥げているのは間違いなく武甲山。

おそらく誰も使わないであろう謎の休憩所。こんなん怖いわ。

山頂を満喫して仙岳尾根経由で下山します。

山頂から西側へ向かうのですがここからは白谷沢側とは雰囲気がだいぶ変わります。静まり返った感じで人の気配がありません。実際下山途中に誰とも会いませんでした。

すーっと西に向かうと一度谷間を通って再度小高いピークへ行きます。そこから一気に下る形になります。

このルート、山と高原地図だと破線ルートでかなり勾配があります。ずーっと下っていきますと一度林道に出ます。親切にも登山道の張り紙が。

更に進むとのぺーっとした道。最高に滑ります。気をつけながら下る。

最終的に細い尾根道になったりします。ここらへんがこの日の登山で一番危険箇所でした。
このあたりからルートが結構曖昧になってよくわからなかったので方位磁石を頼りにひたすら北に進みます。すると地上が見えてきましたが、下山口ではなかったため小さな崖になっていました。戻るのも面倒だったのでそのまま滑り落ちます。

何故か釣り場に出ました。はじめ「は?」となりましたがたぶん正しい場所だと思います。有間渓谷観光釣り場というらしく渓流釣りが楽しめる箇所のようで当日も釣りに来ている方がいらっしゃいました。

帰りはそのまま有間ダムへと行動を歩いて帰りました。紅葉が綺麗・・・。

かなりおすすめのルート

というわけで無事に帰ってくることができたわけですが、個人的に奥多摩エリアではかなりおすすめしたいです。というのも白谷沢の沢登りがかなり素晴らしいです。沢登りほどガッツリしていないけれども沢を満喫したいという方にぴったりだと思います。

絶対に損はしないので自身をもっておすすめできます。ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。

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